TOPページ コースのご案内 富士と樹海の基礎知識 樹海のガイド日誌 お客様の声
マスコミ紹介コーナー スタッフの紹介 樹海のガイドライン 富士五湖へのアクセス 加盟ホテルのご紹介


■富士山の地形と地質
富士山の位置 富士山の成り立ち
火山としての富士山 富士山の水
富士山の溶岩流 溶岩洞窟
富岳風穴・鳴沢氷穴 西湖コウモリ穴
竜宮洞穴 風穴とは
溶岩樹形 富士五湖
青木ケ原樹海
■富士山の動植物
富士山の植物   樹海を代表する樹木
樹海で見られるキノコ 富士山の鳥類
樹海でよく目にする野鳥たち 富士山の動物・哺乳類・昆虫
■その他
エコツーリズム 世界遺産




富士山の位置
富士山は日本列島のほヾ中央、まさに「へそ」の位置にあります。
地球の表面は地殻とマントルで形成されるプレートと呼ばれる十二枚の層に覆われています。その内の四枚(太平洋プレート・北米プレート・フィリピン海プレート・ユーラシアプレート)が富士山の地下で交差し、せめぎ合う世界でも類をみない複雑な地層構造をした世界有数の危険地帯でもあります。
TOP
富士山の成り立ち
富士山は、ゆるやかな斜面と四方に広がる広大なすそ野を持つ美しい円錐形をしています。これは何度も噴火をくり返し、流れ出した溶岩が堆積(たいせき)した結果で、溶岩や火山灰などが重なり合ってできた火山を成層火山(コニーデ型火山)と呼びます。
いまから1,000万年以上の昔、今、富士山のある場所はまだ海の底でした。そして、約300万年前に海の底が隆起して陸地ができました。
約50万年前には、小御岳火山が噴火をはじめました。この小御岳火山は、現在の富士スバルラインの五合目の駐車場あたりです。
約10万年前、その小御岳火山の南側で古富士火山が大きな噴火をはじめました。
約1万年前、現在私たちが見ている新富士火山が噴火をはじめました。この火山によって小御岳火山と古富士火山は大量の溶岩や火山灰でおおわれ、ほヾ今の形の富士山となりました。その時代は、日本では縄文時代にあたります。
その後も富士山では、何度も噴火が起きていて、だいたい300年に一度の割合で大きな噴火が起きています。1707年に静岡側の宝永の大噴火が起きてから、299年の間、富士山の噴火はお休みしています。
TOP
火山としての富士山
富士山は、頂上から噴き出した溶岩によって、現在のような形になりましたが、富士山の噴火は頂上だけで起こったわけではありません。富士山のまわりでも何度か火山の活動がありました。このような火山を寄生火山とか側火山と呼びます。主に富士山の北西から南東にかけての一帯に多く存在し、その数は大小あわせて100以上にものぼります。
どっしりと構えている富士山も実は少しづつ崩れている事を知っていますか?
富士山にはいくつかの沢がありますが、これらの沢から岩石が崩れ落ちています。有名な沢としては、静岡県側の「大沢くずれ」と山梨県側の「吉田大沢」があります。特に「大沢くずれ」では、年間16万u(一日あたり10トンダンプ100台分)もの土砂が崩壊しています。
TOP
富士山の水
富士山に降った大量の雨や雪は地下にしみ込み、長い年月をかけ、ゆつくりとろ過され、清らかな湧き水となって湧き出します。西から富士宮浅間大社の湧玉池、白糸の滝、富士五湖、忍野八海、三島湧水群など全国的に有名な湧水の名所はすべて富士山の外周に伏流水として湧き出したものです。これら富士山がもたらしてくれる良質な水は富士山周辺の人々の生活用水や工業用水として利用されています。
TOP
富士山の溶岩流
富士山では爆発と溶岩流失の両方が行われました。このため、富士山の周辺には火山弾や火山礫(れき)等といった様々な噴出物が散在しています。
流失した溶岩の成分は主に玄武岩です。玄武岩は流動性が高いため、すみやかに、そして薄く広がり、その結果、溶岩流は富士山の裾野まで広がって溶岩樹型や溶岩洞穴を作り出し、青木ケ原樹海等の土台となりました。青木ケ原樹海を作った青木ケ原溶岩流は寄生火山(側火山)から流れ出たと考えられています。
TOP
溶岩洞窟
溶岩洞穴とは、溶岩の外側が固まり、内側のまだ固まっていない溶岩が流れ出し、外側だけが残ってトンネルとなったものです。また、溶岩の中にたまったガスの膨張によってできる場合もあります。富士山麓には70以上の溶岩洞穴があると言われております。有名な溶岩洞穴としては『富岳風穴』『鳴沢氷穴』『蝙蝠穴洞穴』などがあります。
溶岩洞穴の中では、溶岩棚・縄状溶岩・溶岩鍾乳石・溶岩ドームなど、様々な溶岩の貴重な形状を見ることができます。
TOP
富岳風穴・鳴沢氷穴
貞観6年(864年)に富士山の側火山長尾山近くから流れ出た溶岩流によりできた溶岩洞窟。ともに内部の平均気温は3℃で、したたる水滴が氷結してできた氷柱が一年中見られる。富岳風穴は、大正時代まで蚕の卵を保管する貯蔵庫だった。鳴沢氷穴は、夏には氷を将軍家に献上した歴史があり、氷の池や氷の壁などの不思議な世界が楽しめる。
TOP
西湖コウモリ穴
溶岩洞窟の多く集まる富士山麓周辺の中でも最大規模を誇るのが西湖コウモリ穴。平成10年4月から入洞可能となった総延長386mの内部には、溶岩流が流れたことを示す縄状溶岩床が見られる。天井からは長さ10cmほどの溶岩鍾乳石が数多く垂れ下がっている。これらは高温のため天井部分の溶岩が溶けたり、表面に溜まっていた気泡がはじけてできたといわれる。見上げるように高い入口の先には、畳50枚分はあろうかという大きな空間が広がり、溶岩ドームとよばれる床が盛り上がっている場所がある。直径1.5m、高さ1m弱で半球形をしており、溶岩中のガスが溜まってできたようだ。通路の壁には波状の溶岩棚や、明治時代末期の西湖増水の際に付けられた白い線、珪藻土線もうっすらと見受けられる。旧形をよく残した洞窟内部は冬期も温暖で、洞窟の命名に由来するコウモリが今でも棲息する。特に、ウサギコウモリやコキクガシラコウモリは大変貴重で、洞窟と共に国の天然記念物に指定されている。毎年12月から3月の間は、コウモリが冬眠に入るため入洞ができない。
TOP
竜宮洞穴
龍神伝説の残る溶岩洞穴。奥行き約10mの横穴で現在は入洞ができませんが、入口脇には洞が祀られており、そこから洞窟内を覗くことができます。昔は干ばつのたびに近隣の村人が竜宮洞穴に祀られている龍神に雨乞いをしたと言う。江戸時代には、富士山への信仰登山者が訪れ、賑わった地でもある。
TOP
風穴とは
風穴とは、火山の噴火活動によってできた溶岩洞窟のこと。富士山は、流動性のある玄武岩が多く含まれた溶岩を繰り返し噴出して成長した。流れながら地面や空気に触れるため、溶岩流の表面や底面は冷えて固まる一方、高温の内部が後続の溶岩流とともに、固まった表面を突き破り流れ下ることがある。時間とともに冷却がすすみ、底面や表面がだんだん厚くなり、溶岩の流れが止まったり、一部が崩壊すると、横に延びたトンネルのような空洞ができる。また、内部に溜まった高温のガスが、固定した表面を破って外部に吹き出ると縦型の空洞になる。玄武岩でできている富士山の溶岩洞窟は、保温性や防音性があり、内部には年間を通して氷が見られるものもある。
TOP
溶岩樹形
富士山が噴火した際にふもとの森林を通過した溶岩流が樹木を取り巻いて固まり、中の木が焼失することによって溶岩の中に残った樹木の外形をした空洞を『溶岩樹型』といいます。井戸型や横臥(おうが)型等、様々な形があり、穴の内面に樹木の表面の模様が残っているものもあります。
青木ケ原を中心に多く存在する溶岩樹型は、世界的にも例が少ない貴重な地球科学的自然遺産です。富士山麓の溶岩樹型群は質・量ともに世界一と言われており、いくつかは国の天然記念物に指定されています。
TOP
富士五湖
富士山の北麓には、東から山中湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖と五つの湖があり「富士五湖」と呼ばれています。
富士山の地表水は少なく、降水の大部分が伏流水となり、富士五湖の水は湧水に依存しています。富士五湖は北側に流失した溶岩流が基盤である御坂山地、天守山地の麓に達して、谷の出口をせき止めてできた、せき止め湖です。
TOP
青木ケ原樹海
今から1,140年ほど前、西暦864年(平安時代)に富士山の北西、長尾山あたりから流れ出した溶岩流が広大な裾野を北方の御坂山地に向かって流れ出し、当時あつた広大な「セの海」を西湖、精進湖、本栖湖の三つの湖に分断した。この溶岩流が冷え固まった上に広がる東西8q、南北6q、面積30万uの原生林が青木ケ原樹海です。樹齢300年ほどのツガやヒノキなど、常緑針葉樹が中心なので一年中緑色の林が海のように広々と広がっているところから「樹海」と呼ばれている。
樹海の溶岩には磁鉄鉱が多く含まれ、場所によっては強い磁気を帯びています。これによって『樹海では磁石が使えない』といわれています。加えて太陽が見えず、複雑な地形はどちらを見ても似たような景色で非常に迷いやすい。樹海では歩道として整備された場所だけを歩くようにしましょう。
TOP
富士山の植物

日本一の標高を誇る富士山では、その麓(ふもと)と山頂で大きく気象条件が異なります。このため、温暖な気候で育つ広葉樹林、寒い気候で育つ針葉樹林、そして高山植物等、さまざまな植物が生息しています。種子植物とシダ植物を合わせるとその数は約1,600種ほどです。
植物に限らず、生物はそれぞれに適した環境でしか生きられないため、富士山のように標高によって大きく環境が変化する場所では独特の垂直分布を見ることができます。また、富士山は比較的若い火山であるため、少しの土壌しかありません。溶岩の上に堆積したわずかな土壌の上に木が生えているため非常に倒れやすく、樹海や五合目までの登山道では、ところどころで巨木が倒れている様子を見ることができます。
TOP
樹海を代表する樹木
■ツガ【栂・樛】
樹海の70%を占めるマツ科ツガ属の常緑針葉樹。別名トガ・ツガマツ。関西では『ツガ普請』と呼ばれ、高級住宅用の建築用材として銘木的な存在になりつつある。

■ヒノキ【桧・檜】
樹海ではツガと共に森の90%を占める常緑針葉樹。別名ホンヒ・ヒバ。日本固有の最優良建築材として有名。伊勢神宮の遷都はすべてこのヒノキが使われる。

■ブナ【?・椈】
世界遺産の白神山地のブナ林で有名な落葉高木。別名シロブナ・ソバグリ・ホンブナ。ソバの実に似た実は食べられる。日本の山の極相林を形成する樹木。

■ミズナラ【水楢】
ブナ林と共に日本の山地帯を代表する落葉高木。別名コナラに対してオオナラ。欧米のオークは、日本ではカシ(樫)と誤って訳されているが本来はこの水楢の事。

■ナツツバキ【夏椿】
樹皮が美しく、夏に椿のような白い花を付ける落葉高木。別名シャラノキ。平家物語の『沙羅双樹の花』は、この木の事だと言われている。

■ヒメシャラ【姫紗羅】
夏椿の別名シャラノキに似て、小型の花を付ける落葉小低木。別名ヤマチシャ・アカギ・サルナメリ。日陰の多い樹海の中では樹皮が一段と美しい色になる。

■リョウブ【令法】
夏椿、姫紗羅と共に美しい樹皮を持つ落葉高木。別名ハタツモリ。平安時代に飢餓に備えて一定量の作付けを令法により義務付けたと言い、葉は乾燥して食用。

■アセビ【馬酔木】
樹海の低木を代表する常緑の陰樹。別名アシビ・アシミ・アセボ。牛馬が食べると麻痺する事から『馬酔木』の字が当てられた。別名は『悪しき実』の意味。

■ソヨゴ【冬青】
アセビと共に日陰に強い常緑低木。別名ソヨギ・フクラシバ。葉が風にそよぎながら擦れ合う音からこの名がある。材は強靭でソロバンの珠に利用された。

■ミヤマシキミ【深山樒・深山?】
樹海の林床を覆う常緑の小低木。仏事に使うシキミに似ているのでミヤマシキミと呼ばれるがシキミとは全く別の植物。赤い実は有毒。正月の万両の代用にする。

■ギンリョウソウ【銀竜草】
葉緑素を持たない全草銀白色の腐生植物。別名ユウレイソウ・ユウレイダケ・スイショウラン。5月〜6月頃、樹海の林床では銀白色が幻想的でよく目立つ。

※その他の高木層では、アカマツ・カラマツ・トウヒ・モミ・ハリモミ・カヤ・ホオノキ・ヤマザクラ・ナナカマド・カエデ類など。中低木層では、ヤマモミジ・ダンコウバイ・クロモジ・ネジキ・ヤマボウシ・コブシ・ツリバナ・ヤマウルシ等。林床では、マイズルソウ・アズマイチゲ・スズムシソウ・チゴユリ・ツルアリドウシ・イチヨウラン等が見られます。
TOP
樹海で見られるキノコ
■タマゴタケ【卵茸】
夏〜秋。派手な色のキノコは毒と一般に信じられているが、この卵茸はその毒々しい色にもかかわらず食用となる。欧州では『帝王のキノコ』と呼ばれ美味。

■ベニテングタケ【紅天狗茸】
夏〜秋。『白雪姫と七人の小人達』や『森は生きている』等の童話や民話の挿絵に必ずと言ってよいほど出てくるキノコ。毒キノコの代表の様に思われている。

■アカヤマドリ【赤山取】
夏〜秋。樹海の中で巨大なメロンパンの様な派手なキノコで大抵の人はギョッとさせられる。これでもれっきとした食用キノコである。傘は15〜30cm位。

■ツチグリ【土栗】
夏〜秋。『地表に落ちた空の星』と言うロマンチックな別名を持つキノコ。ホコリダケの一種で星型の外皮は湿度を感じて閉じたり開いたり湿度計の代用に。

※その他のキノコでは、ヒラタケ・アミタケ・ハナイグチ・ハタケシメジ・ナラタケ・ツルタケ・テングタケ・シロオニタケ・ハツタケ・チチタケ・フジウスタケ・マツタケ・ホンシメジ・ホテイシメジ・クリタケ・ショウゲンジ・ホウキタケ・コウタケ・クロカワ・ケロウジ・ホコリタケ・エノキタケ・サルノコシカケ類など多数。
TOP
富士山の鳥類
富士山には多くの鳥類が生息しており、まさに野鳥の天国です。季節や標高、植生等によって異なる種類が見られますが、100種類以上が富士山麓で繁殖していると言われています。
富士山は日本の中心に位置しているため、日本各地の鳥が集います。季節により移動する鳥を含めると、富士山麓ではおよそ180種が確認されています。これは日本全国で確認されている野鳥のおよそ5分の2にあたります。富士山には、富士五湖をはじめとした湖沼もありますので、水辺の鳥も多く飛来します。
TOP
樹海でよく目にする野鳥たち
■シジュウカラ【四十雀】
樹海の中で一年を通して一番見かける鳥。主に針葉樹に棲み、樹木の害虫を大量に捕食するので別名『森のレンジャー』。胸から腹の黒いネクタイが太い方がオス。

■ホオジロ【頬白・黄道眉・画眉鳥】
スズメによく似ているが目の上と口から頬に走る二白班が目立つ。『一筆啓上仕り候・源平ツツジ白つつじ・札幌ラーメン味噌ラーメン』と言う聞きなしで有名。

■ミソサザイ【鷦鷯・三十三才】
一科一種の鳥で体長10cm位の親指大。日本の野鳥の中では一番小さい鳥。樹海の岩場や洞窟に苔を使って巣作りをする。体に似合わず大きな声で複雑に鳴く。

■アオゲラ【青啄木鳥】
日本特産のキツツキの仲間。アカゲラより大きく、朽ち木や地上付近でアリやその幼虫さなぎを舐め取る。黄緑色の羽を持つ。樹海には他に小型のコゲラも棲む。

■センダイムシクイ【仙台虫喰】
夏になると東南アジア方面から富士山周辺に渡って来る夏鳥。『焼酎一杯グィー』とか『鶴千代君』と言う聞きなしはご愛嬌。ウグイスによく似ている。

■ジュウイチ【十一】
カッコウやツツドリと同じホトトギス科の仲間で自分では巣を作らずモズ・ホオジロなどに托卵する鳥として有名。鳴き声が『ジュウイチ』と聞こえる。

■ジョウビタキ【尉鶲・常火焚】
冬にシベリア方面から渡って来る冬鳥。翼の一部に白い班がある事から『紋付き鳥』とか『団子背負い』と呼ばれ、人をあまり恐れない事から『馬鹿っちょ』。

※その他の野鳥のでは、カケス・カシラダカ・ヤマガラ・コガラ・ヒガラ・エナガ・モズ・キビタキ・オオルリ・メボソムシクイ・ウグイス・ヤブサメ・ルリビタキ・コマドリ・コルリ・カッコウ・ツツドリ・ホトトギス・アオバト等に出逢えます。
TOP
富士山の動物・哺乳類・昆虫
生物が生息するには厳しい気象条件をしている富士山ですが、天然記念物のニホンカモシカやヤマネなどをはじめ、40種類以上の哺乳類が暮らしています。これは富士山に森林や草原、湖、洞窟など様々な自然環境が残されているおかげです。特に青木ケ原樹海には多くの溶岩洞窟や樹洞が密集しているため世界的にも貴重なコウモリの生息地となっています。
昆虫類の数も多く、富士山周辺の2001年からの2年間の調査で1,500種以上が確認されています。これだけ多数の種がいる昆虫類ですが、今後の調査で、更に多くの貴重種が確認されると考えられます。
TOP
エコツーリズム
「エコツーリズム」とは、自然や文化など地域固有の資源を保護しながらそれを生かす観光の在り方をいい、その考えに基づいて行われるツアーを「エコツアー」と呼んでいます。
エコツーリズム・オーストラリアや米国の国際エコツーリズム協会などの定義によると「地域の自然・文化資源の保護・保全を図りながら、地域固有の資源を生かし、地域経済の活性化につながる観光の在り方」とされています。そこにはsustainable use(持続可能な利用)が共通語として使われています。
日本では、世界遺産に登録された屋久島や白神山地などでまずエコツアーが始まりましたが、実施の方法は各事業者や自治体任せの状態であり、その後、統一した考えで地域の文化や自然環境を保護しながらエコツーリズムを発展させようという動きが活発になり、1998年に「日本エコツーリズム協会」が発足し、次のように定義されています。
(1)自然・歴史・文化など地域固有の資源を生かした観光を成立させること。
(2)観光によってそれらの資源が損なわれることがないよう、適切な管理に基づく
保護・保全をはかること。
(3)地域資源の健全な存続による地域経済への波及効果が実現することをねらいとする、資源の保護+観光業の成立+地域振興の融合を目指す観光の考え方。
TOP
世界遺産

建造物や遺跡、自然環境を国際的に保護するため、1972年にユネスコ総会で採択された世界遺産条約に基づいて、同世界遺産委員会が登録する。「文化遺産」と「自然遺産」、「複合遺産」がある。日本は92年に条約を批准、文化遺産は姫路城など10件、自然遺産は白神山地と屋久島の2件が登録されている。
一方、世界遺産委員会では文化遺産登録にあたり、新たに「文化的景観」という概念が示され、国内では2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」がこの考え方に基づいて登録された。

※世界自然遺産登録をめぐっては1990年代、山梨、静岡両県の民間レベルで署名活動などを展開。しかしゴミ、し尿処理問題などの指摘もあり、03年の国の検討会では国内候補地に選ばれる事すらなかった。05年4月、新たに富士山を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録しようと、政治、経済、文化などの各界代表者で「富士山を世界遺産にする国民会議」の設立会議が開かれ、富士山を「日本人の心の象徴であり、日本のランドマークである」と位置付け、2〜3年後に世界遺産推薦の候補となる暫定リスト入り、五年後の世界遺産(文化遺産)登録を目指す動きが始まっている。
TOP

TOPページ コースのご案内 富士と樹海の基礎知識 樹海のガイド日誌 お客様の声
マスコミ紹介コーナー スタッフの紹介 樹海のガイドライン 富士五湖へのアクセス 加盟ホテルのご紹介
冨士エコツアー・サービス 〒401-0338 山梨県南都留郡富士河口湖町富士ケ嶺821-5
TEL: 0555-89-2020 FAX: 0555-89-2090
E-Mail: info@fuji-eco.com